プロジェクト
#006
北海道釧路市阿寒町
マイクログリッド事業
マイクログリッド事業
酪農地域の再生可能エネルギー促進と
レジリエンス強化
釧路市阿寒町は酪農が盛んな地域であり、釧路市は、2014年に農林水産省からバイオマス産業都市として認定され、市内でのバイオマスエネルギーを活用した事業を検討してきました。その中で、阿寒農業協同組合では、再生可能エネルギー導入促進策となるだけでなく、観光客へのイメージダウンにもつながる家畜糞尿の臭気対策ともなり得る、牛糞尿を活用したメタン発酵バイオガス発電事業を進めてきました。
また、近年酪農家の集約が進み、酪農施設の大規模化による電力依存が高まる中、自然災害の激甚化や件数の増加を受け、酪農業への影響緩和や、地域のレジリエンス強化の一環として非常時の電源確保が重要な課題となっていました。