株式会社阿寒マイクログリッド(弊社小峯が代表)、阿寒農業協同組合、株式会社天翔阿寒、北海道釧路市北海道電力ネットワーク株式会社の5社は、2022年1月21日に「釧路市阿寒町地域マイクログリッド構築事業コンソーシアム協定書」を締結し、北海道釧路市阿寒町での地域マイクログリッド事業として2023年3月の運用開始を目指すことを発表しました。弊社はこの構築事業を全面支援すると共に、太陽光パネル、蓄電池、EMS(エネルギーマネージメントシステム)の設備導入を行います。

この事業は牛のふん尿を活用したバイオガス発電設備などの再生可能エネルギー電源を牧場に設置し、平常時は牧場内の牛舎や事務所へ電力を供給、大規模災害時には北電ネットワークが所有する配電系統を使って近隣の避難所や酪農施設、民家に電力を供給するものであり、再生可能エネルギー導入拡大や地域レジリエンス強化に寄与します。このような電力会社の配電網を利用する地域マイクログリッド事業は道内初となります。

 
【リンク】
電気新聞_20220124_釧路に小規模電力網、北海道NWなど、牛ふん尿で発電

日本経済新聞_20220121_北電ネットが釧路市で小規模電力網、停電時も電気を供給

北海道新聞_20220122_停電に備え小規模送電網、釧路市や阿寒農協が構築へ

北海道電力ネットワーク_20220121_プレスリリース、釧路市阿寒町地域マイクログリッド構築事業コンソーシアム協定書の締結について

北海道電力ネットワーク_20220121_プレスリリース別紙