株式会社エコロミ(以下:当社)は、株式会社阿寒マイクログリッドならびに阿寒農業協同組合とともに、一般財団法人新エネルギー財団が実施する「令和5年度 新エネ大賞」の地域共生部門において「新エネルギー財団会長賞」を共同で受賞しましたのでお知らせいたします。

新エネルギー財団会長賞(地域共生部門)マーク 北海道釧路市阿寒町における地域マイクログリッド事業

「新エネ大賞」は、新エネルギーの一層の導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れたものを表彰するものです。
 
令和5年度 新エネ大賞「新エネルギー財団会長賞」受賞
 
当社は、2019年より経済産業省補助事業を活用し、阿寒農業協同組合、株式会社阿寒マイクログリッドが進める「釧路市阿寒町における地域マイクログリッド構築事業」を支援して参りました。

本事業は、地域の基幹産業である酪農から発生する牛糞尿を活用したバイオガス発電設備や、豊富な日射量を活用した太陽光パネルなど、再生可能エネルギー電源を地域の酪農施設内に設置し、平常時は同施設へ、災害時には一般送配電事業者の配電系統を使って近隣の避難所や酪農施設、民家にも電力を供給するものです。

また、地域における再生可能エネルギー活用が促進され環境に優しい地域づくりに貢献できるほか、基幹産業である酪農業への電力供給などで地域レジリエンス強化にも寄与できます。なお、電力会社の配電網を利用する地域マイクログリッド事業は、阿寒マイクログリッドが道内初の事例となります。

阿寒マイクログリッド全体図

 

受賞のポイント(新エネルギー財団のリリースより抜粋)

本取組みは、酪農事業のレジリエンスを高めるなどを目的とした地域マイクログリッド事業である。
自営線を利用しないで、既設の配電線を活用してマイクログリッドを構築したチャレンジングな取り組みとして先進性が評価された。
また、地域内の牛糞尿のメタン発酵によるバイオマス発電と太陽光発電の電力を地産地消で活用しており、地域経済活性化に貢献するとともに災害時の電力安定供給に貢献している等優れた取組みとである。
事業を開始したばかりであるが、今後とも事業が継続し、再生可能エネルギーの導入拡大に結びつくことを期待する。

 
 
本事業でのノウハウを基に、当社は今後もマイクログリッド構築に関わる企画、事業計画作成、設備工事を通じて、地域、自治体、企業の皆さまが抱える課題の解決に貢献したいと考えております。

 

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